analogue life

シンプルな暮らしとフィルム写真のこと

フィルムに残された夏休みの思い出

なつやすみの思い出をHASSELBLAD 907Xで撮った記事の続き。

今年の夏休みは久しぶりにデジタルを持ち出してあちこちぶらぶらしていたけど、もちろんフィルムカメラも連れ出していた。ようやく現像が終わったのでカラーネガフィルムに記録された今年の夏休みをずらっと並べてみる。

このままだと近い将来本当になくなってしまうかもしれないカラーネガフィルムにはデジタルのような便利さはないけれど、デジタルが逆立ちしても真似できないような豊かな色を持っている。空の色や海の色、田んぼの緑、路地裏の淀みの色が溢れ出るように濃いのだ。画面全体に湿り気があって、そのシーンの香りや光の形まで閉じ込めているように思える。

フィルム写真やアナログ生活の豊かさとゆるさを残すことがこのブログを続けている理由なので、ぜひデジタル写真と比べながらPortra 400の豊かな色を感じていただきたいと思う。もし何かの間違いで「フィルムカメラなんて・・・」と思う方がこの記事に立ち止まって最後まで見ていただけたらとても嬉しく思う。

もう少し僕の今年の夏休みにお付き合いください。

filmmer.hatenablog.com

PENTAX SP/CZJ Flektogon MG 35mm F2.4/kodak Portra400

PENTAX SP/CZJ Flektogon MG 35mm F2.4/kodak Portra400

PENTAX SP/CZJ Flektogon MG 35mm F2.4/kodak Portra400

PENTAX SP/CZJ Flektogon MG 35mm F2.4/kodak Portra400

PENTAX SP/CZJ Flektogon MG 35mm F2.4/kodak Portra400

LEICA M6/Summicron 50mm F2 RIGID/kodak Portra400

LEICA M6/Summicron 50mm F2 RIGID/kodak Portra400

PENTAX SP/CZJ Flektogon MG 35mm F2.4/kodak Portra400

LEICA M6/Summicron 50mm F2 RIGID/kodak Portra400

PENTAX SP/CZJ Flektogon MG 35mm F2.4/kodak Portra400

PENTAX SP/CZJ Flektogon MG 35mm F2.4/kodak Portra400

LEICA M6/Summicron 50mm F2 RIGID/kodak Portra400

LEICA M6/Summicron 50mm F2 RIGID/kodak Portra400

LEICA M6/Summicron 50mm F2 RIGID/kodak Portra400

LEICA M6/Summaron 35mm F2.8/kodak Portra400

カラーネガが高くてもう付いていけない!

…なんてことを言い訳にHASSELBLADを買ったはずなのにやっぱり僕はカラーネガの色が好きだし、フィルムで一枚一枚撮っていく行為が好きなのだ。このシーンはこうやって撮ればこう仕上がるはず…と逆算しながら撮って、思い通りの結果になる面白さは絶対にデジタルでは味わえない。

もちろんHASSELBLAD 907xは素晴らしい発色をする。でも…どう逆立ちしてもカラーネガフィルムの色の豊かさには届かない。もちろんRAW現像でフィルタ当てれば近いものにはなるんだけど、そんなことするならシンプルにフィルムで撮れば良いだけの話なのだ。物事はシンプルにしておきたいしオリジナル(ネガ)は形あるものとして手元に置いておきたい僕はカラーネガフィルムから離れることはできない。

いま僕が知る限り大橋写真機店さんが一番安くPortraを売ってくれる場所だ。

これだけドル円レートが悪化しても価格を抑えて売ってくれる大橋写真機店さんには感謝しかない。おいそれと買えない価格になってしまったけど、秋の色もPortraで撮っておきたい。

 

特別お題「わたしがブログを書く理由