analogue life

シンプルな暮らしとフィルム写真のこと

今月のあとがき

今月のあとがき: 2024年4月

江戸っ子は五月の鯉の吹き流し 口先ばかりではらわたはなし 仕事場でペラペラお喋りしてるうちに4月もあっという間に過ぎた。社会の見えざる手に怯えて仕事ばかりしていた3月までの状況から状況は好転したようで、今月は写真をたくさん撮れたし色んなことが…

今月のあとがき: 2024年3月

今年も四半期おしまい。猛スピードがすぎる。 先日ちょっと長めの休暇を取って少し体を休めたけど、健康的でも文化的でもなく最低限どうにか生きてる感じ。そういえば最近ドクターストップなる言葉を聞かなくなったけど、現代は疲れた人にストップをかけず壊…

今月のあとがき: 2024年2月

季節外れの生温い気温の昼、都内の高層ビルの窓際に座りコーヒーを注文した。 鉛色の空を眺めながらあっという間にすっ飛んでいった2月に思いを馳せ、記憶をひっくり返してみても今月は仕事していたことくらいしか思い出せない。毎年この季節って新年の仕事…

今月のあとがき: 2024年1月

みんな一年よく頑張ったねって肩を抱き合うような優しさに溢れた年末から急転直下で「さぁ、今年も正しく生きましょう!まずは目標から!」みたいな正月の手のひら返しが凄く苦手で、急に日本社会の理不尽さが春の海と共に入場してくるこの感じは何度経験し…

今月のあとがき: 2023年12月

2023年も残すところあと僅か。 ブログの記事にする程ではなかった小さな話を書き綴る「今月のあとがき」の2回目。まとまりの無い思考の断片、見聞きしたあれやこれやの感想。カレーも豚汁も鍋底に残った具の残骸が一番美味しいのだ。 「ありがとう」と「ごめ…

今月のあとがき: 2023年11月

本の最後に添えられる「あとがき」が好きだ。 読了した満足感や高揚感、腑に落ちない問題提起で終わってしまったルポルタージュでも不協和音めいたエッセイでも最後に添えられるあとがきはデザートのようでもあり、読み手をそっと受け入れ本文が書かれた時代…