analogue life

シンプルな暮らしとフィルム写真のこと

文章は短く粒度は荒めに

文章を書くのってむつかしい。

最近文章を書くことがすごく楽しいんだけど、それでも言いたいことを丁寧にまとめてわかりやすい言葉で整えることができず、言葉にならないモヤモヤだとか形を与えられない思いに手を焼いているうちに、それらの思いは日々の時間の中でばらばらに分解され消えていってしまう。

このブログに関していえば、書いている途中で迷子になってしまったような非公開メモのようなものが死屍累々と積み上がっていて、物によっては書いた本人が赤面しそうな意図がわからないポエムだったりする。

 

 

僕はやる気と興味はあるけど文才がない人の典型なのだと信じている。

一方で文章を丁寧に書く時間を確保することも難しくなっていることも事実だ、。これは文章を読むことも同様で、この忙しい毎日の中では誰しもがブログの文章や雑誌のコラムを読む時間も必然的に限られてしまう。長文のブログや記事はちょっと辛い。

床に積んでおけばいつか手に取れる本と違い、ブログの記事はネットの大海に飲み込まれて何処かに消えてしまう前に読むなら覚えるなりしなきゃいけないし。

 

 

時間と才能がないくせに文章を書くことが好きというこの困った状況を打開するために、最近はひとつの話題を600-800文字程度の荒めの粒度でまとめることを習慣にしている。

これは僕の大好きな野村訓一さんのラジオ番組スクリプトに使われる文字数を調べてみたら、1時間番組で3,000文字近辺だったので、心地よく話を聴ける文字量を3,000文字程度だと想定した事による。

 

もちろん読むことと聞くことは違うけれど、人様の隙間時間を15分ほど頂いて読んでもらうことを想定すると1記事で大体600-800文字、多くて900文字だろう。この文字数ならば僕のような文才ない人間でも脱線せずにどうにか話をまとめられるので、ブログを習慣化したい人は話題と同時に文字数と内容の粒度を気にしてみてもいいかもしれない。

(845文字)

 

今週のお題「習慣にしたいこと・していること」