analogue life

シンプルな暮らしとフィルム写真のこと

冷たい雨の土曜日

雨が屋根を叩く音で目を覚ます。

ベッドから手を伸ばして床に置いてあるラジオのスイッチをつけたらチェコ少年合唱団の優しい合唱が流れてきた。

厚い雲を通して届く朝の光はいつもどことなくカラーネガ調で、憂鬱な気分になることもあれば優しく感じることもある。予定のない土曜日の朝はこれくらいのスタートがいい。疲れ切った身体を癒すのだ。

人の声を良く聞かせることがTivoliについているスピーカーの設計意図らしい。雨の音に混じって優しく響く音が心地良い。救いを感じる。

RICOH GRIII

今週の月曜日はいつも以上に気分が落ち着かず、朝からソワソワしたり不安に取り憑かれているみたいだと友人と話をしていたら「低気圧に勝てない歳になったんじゃないの?」って返された。

今まで僕は低気圧で調子が出ないって人の話を「大袈裟だなぁ」って笑い飛ばしてたけど、確かに言われてみれば天気の悪いウィークデイは得体の知れない不安にとりつかれているかもしれない。これからは気分不良を低気圧のせいにしようと思う。

今日はもう開店休業にきめた。

コーヒーとサンドイッチ作って昼過ぎまでラジオ聴きながらベッドでだらだらするのだ。ラジオがテンション高めの曲を流し始めたら、映画か本に切り替えてだらだら継続する。

RICOH GRIII

それではみなさま良い週末を。