analogue life

シンプルな暮らしとフィルム写真のこと

やる気が出ない時はすぐに休んだ方がいい

私事だけど2022年は大波乱の年で、気分の落ち込みと超激務と身内(猫)の不幸が一気に押し寄せてきた。

死ぬかと思ったしこの世界からフェードアウトしてしまいたいとも思ったけど、ちゃんと乗り越えられるんだから人間という生き物は結構タフに作られているんだと思う。

もう二度と2022年をやりたくないと思いつつ、心と身体に残った引っ掻き傷のかさぶたをめくりながらこの時期に得た学びの数々を振り返ってみて思うのは、やる気が出なかったり白昼夢に耽る時間が多くなったらメンタルがやばいサインかもしれないということと、この状況で悪あがきしても何も良くならないので一時停止して色々放り投げて何もしない方がいいんじゃないかということ。要するにやる気が出ない=何かがヤバいサイン=いのちをだいじに(場合によっては撤退!)ということ。

まだ大丈夫!…なんて思ってるうちに一線を超えてるから。

 

そんな今年前半の学びから「やる気出ないなーとか疲れたなー」って思ったらスマホとPCとテレビと照明を消して太陽光の入る場所で寝転ぶことにしている。ひたすらダラけた方が心と身体と人間の全部のためなのだ。

自然光って時刻時刻で光の形や色が変化するので、人が持って生まれた生体リズムを取り戻すには良いペースメイカーだ。人工光源に接していると疲れるし手元にネットがあるとついTwitterみちゃったりして気が休まらないからスマホは部屋の隅っこに投げ捨てた方がいい。スマホがないと落ち着かないという人は立派なスマホ依存なので本気で治療を受けるべきだ。

 

ただダラけてるだけなんて退屈じゃんって思ったらラジオを買ったらいいと思う。

地上波テレビとかオンデマンド放送って時間の流れと無関係に情報が流れてくる一方で、ラジオだと時間によって話題や流れる曲が違うし、パーソナリティのお姉さん(おっさん)が優しく時刻を教えてくれるのもいい。

HASSELBLAD 907X CFV 50c II/ XCD 45mm F4

テレビと違って時間がゆっくり流れるので、ぼんやりするには最高だと思う。

いつまで経ってもマイナーなジャンルに止まっているラジオだけど、主張することなくそっと寄り添ってくれるのがいい。疲れた時だとか気持ちを休める時にはうってつけのメディアだと思うのでもっとみんなに広まって欲しいと思う。

いまやスマホやPCでも聴けるラジオだけど、僕はダイヤルをぐりぐり回してチューニングするTivoliのラジオを激推ししたい。かわいい癖に中音域が太い音もいい。何より佇まいがラジオ然としていて良いと思う。

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今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」