たまにはデジタルだけ持って海辺をぶらぶら歩いてみる。
ハッセルブラッドが持つナチュラルカラーソリューションという素晴らしいカラー再現性があるにも関わらず、自分の場合はことごとくモノクロームに処理してしまうので開発者には申し訳ないような気がしてきたが、あくまで「気がしてきた」だけであって自分のやってることには1mmも後悔はしていない。
色再現どうこうの話は抜きにして、907Xの解像力は凄まじいものがある。
連写ができないことやスタートアップが恐ろしく遅い欠点はあるけれど、これだけびっちりと隅から隅までピクセルで埋めてきながらも懐の深い繊細な画像を見ちゃうと、普通のデジタルには戻れないかもしれない。馬力は正義かもしれない。
そして気になるXCDレンズ。
エントリーレンズの45mm F4Pでここまで撮れちゃうと自分がよく使う画角の30mmと21mmを買い足してみたくなっちゃうんだけど、それぞれお値段¥537,900と¥529,210とぶっちぎりなので、写真にそこまで投資していいのか二の足三の足で地団駄踏んで縦ノリしている。