一度お伺いしたかったGallery Room 305にお邪魔してきた。
この度ギャラリーの5周年展にプリントを飾って頂けることをいいチャンスとばかりに、新幹線に飛び乗って一路大阪へ。東京から大阪に行くことを下阪と言うらしいけど、僕は「上阪」という言葉を使いたい。
行き先に格上も格下もないし、上阪って言葉がなんとなく語感がいいから。
それにしても関東から出ない東人(あずまびと)の僕にとって大阪は面白くて仕方ない。
同じ日本とはいえ目耳を凝らすと東京と大阪は全く違う世界で、感覚を研ぎ澄ませて隅々まで眺めてみるといろんなところに違いが見えてくるのが面白い。
ギャラリー最寄駅の京橋駅のイントネーションに驚いたり、大阪駅のエスカレーターの混雑に目を丸くしたり。人の顔つきや持ち物だってどことなく違う気がする。
お店の人はめっきり標準語だけど、それでも時折関西のイントネーションが顔を覗かせるとなぜかほっとする。
グローバリズムはひたすらに世界を標準化しようとするけれど、そんなことをしたら世界がフラットランドになって面白さが無くなるんだから、大阪はもっともっと関西色押し出しまくっていいと思う。
余計なお世話と怒られるかもしらんけど。僕はグローバリズムに大反対。
以下、今回の上阪写真。
今回は日帰り弾丸だったので道すがらの写真ばかり。次回上阪する時はもっと飲みながらぶらぶらしてストリートの写真を撮ってみたいな。
もし時間が許せば年末にもう一度伺います。
写真は全てRICOH GRIIIで撮影してDxO Photolabで現像し、Filmpackのフィルターの中からAdox CHS100かSilvermax、SCALAを当てている。
本日よりDxOはPhotolab製品の年末セールを始めるとのことなので、Adobe税から卒業したい方やカタログ構造の面倒臭さから足を洗いたい方、素晴らしいノイズ処理やフィルムの感触を突き詰めたフィルターを使いたい方はぜひチェックしてみてください。買い切りの現像ソフトは精神衛生上とても良い。
RAWファイルのポテンシャルをぎりぎりまで引き出すPureRAWやノイズ処理、フィルムフィルタについては以下の記事にまとめているので参考になれば。