analogue life

シンプルな暮らしとフィルム写真のこと

超大雑把なSilverfastの使い方。

前回エントリより続き。

インストールの理不尽さという点で世間の評判の芳しくないSilverfastのインストールも無事終わり、手すきの時間を見つけてはこのレトロな出来栄えのスキャンソフトを弄っているのだけど、購入前に聞いていた操作性の悪さや不安定さは無く、理不尽なインストールさえ乗り越えてしまえば不便さはないのかもしれない。Mac版だけかもしれないけれど…。

 

フィルムスキャンの手順は概ね以下の流れ。

  1. フィルムをホルダーに固定する。ホルダー自体は左右裏表逆にしてもスキャナに通るけど、どうも裏表があるらしく、フィルムのセットを裏表逆にするとピントが甘くなるっぽい。
  2. ホルダーをフィルムスキャナに通し、スキャンしたいコマ分押し込んだら、本体の電源入れてSilverfastを立ち上げる。Silverfastが立ち上がったら、フィルムの種類(ネガ/ポジ/コダクローム)と読み込みクオリティを選択し、Negafixから読み込むフィルムのプリセットを選んだら、プレスキャンをクリック。f:id:filmmer:20180308232104p:plain
  3. プレスキャンされた画像を確認し、色空間やら色温度を弄り、フィルムの傷やゴミがスキャンされていたらiSRDを有効にする。モノクロフィルムの場合はSRDxを有効にする。
  4. 納得したらスキャンをクリック!

…ってな感じ。慣れてくるとそこまで不便は感じないので、現像上がってきたフィルムを通して、設定に納得したらどんどんコマを送ってスキャンして、なんか違うなぁ…と思ったら設定をいじる…といった作業フロー。思っていたより敷居の低かったSilverfast。

作例は次エントリで。

2018年はどんな写真を撮ろう。

2017年の最後に現像に出したフィルムはKodak Ektarでした。

Portraばかり使い過ぎたせいか、初めてEktarで撮った写真の出来が悪かったせいか、どうにも個性が薄くあっさりした印象が拭えなくて敬遠していたこのフィルム。苦手意識を植え付けないためのリベンジマッチは上手くいった、かな。

N0702017

 Bessa R3A/Summicron-M 50mm/Kodak Ektar 100

 

N0712017

  Bessa R3A/Summicron-M 50mm/Kodak Ektar 100

 2017年は私生活がとても忙しかったけれど、失っていた写真への興味を取り戻した年でした。 きっかけはふと手にしたレンジファインダーカメラ、Bessa

一眼レフを使っていると、どうしてもファインダーの中にどう被写体を「収めるか」ということばかり考える一方で、レンジファインダーはどう世界を「切り取るか」ということを考えされられる。写真を撮るということは同じでもアプローチがまったく違うカメラを手にしたことで、写真が一段と面白くなった。

 

菅原一剛氏のコラムで目にした荒木経惟の「うまく撮れねぇなと思ったり煮詰まったらカメラ変えろ!そうしたら自動的に写真が変わるから!」という言葉はとても的を射ていると感じた一方で、ふと嵌ってしまったレンジファインダーからしばらくは抜け出せないだろうと確信した2017年末。

今年は去年よりたくさん写真を撮ることになるだろうし、日常のさりげない写真は変わらずBessaとフィルムで撮り続けるだろうけど、内心ライカM10が気になりだしている。

まずは、仕事を頑張らなきゃいけない訳だけど。

やってしまった。

iPhoneは3Gからずっと使っているけど、いつも画面を派手に割ってしまう。

大体は酔っ払って歩いていてすっ転んで割るか、胸ポケットからスルッと落ちて(なぜかいつも)打ち所が悪くて一発アウト。

画面を割る度に反省はするんだけど、ケースにiPhone入れるのって小市民的で嫌なんだよなぁ…なんて言っているうちにまた割る。本当、学習能力ないなぁ。

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SIGMA DP1 Merrill