毎年12月になると、どうにか仕事を軟着陸させようと謀略の限りを尽くしている。
なのに、それなのに…ことしは急に降ってきた仕事をいなしていたら、予定していた仕事が終わらず。同時に体調不良まで襲ってきた中でギリギリどうにか着陸した。着陸失敗しなくてよかった。
ことしも一年、お疲れ様でした。
最後の最後にプリントした
ひとつ前のエントリで「Double-Xを手放してせいせいした」と書いた途端にずっこけ。
Double-Xと同じ要領でプリントしようとすると、締まりのないゆるっとしたプリントが出てくる。常用フィルムを変えた途端に経験値が一気にゼロになった気分。
現像のやり方含め、ちょっと色々やり直さないといけない。

まさかの副鼻腔炎で全く使い物にならないまま年末へ
元来身体が丈夫なので、体調不良といえば二日酔いか風邪くらい*1のバリエーションしかない僕が急に副鼻腔炎なるものに罹った。
朝起きてからずっと二日酔いみたいに頭が痛いし、奥歯と目がぎりぎり痛い。うつむいてものけぞっても目眩のような気持ち悪さが襲ってくるし、鼻をかめば「超きったない」鼻水がどんより出てくるし…って状況を一週間も経験した。目の前に仕事が降ってくるのに手がつかない。戦意喪失とはこのことか。

年末に仕事を押し込んでいたのに、この体たらく。かといって自宅にいても仕事にならないのでグリーン車料金払って出社するも、家を出たところで全く使い物にならない。顔が腫れてるしなんだか痛いので、家内の美顔ローラーでコロコロするも改善せず。
ベッドでうんうん魘されている僕の鼻の頭を、「あら、大変ね」とばかりにペロペロ舐めていく猫だけが介護者という壮絶な年末。
とりあえず治ったけど、もう二度と経験したくない。
人生初のクリスマスケンタッキーを経験した
「12歳の僕へ。クリスマスにケンタッキーを食べたけど、あれ普通のケンタッキーでした。」
子供の頃、テレビCMを眺めながら「クリスマスはケンタッキーにしようよ」なんて親にねだった記憶がある。たぶん僕だけじゃなく、きっと多くの人が記憶の向こう側にそんな思い出があるんだと思う。
クリスマスイブでざわつく街の商店街をぶらぶらして、ふと目に飛び込んできたケンタッキーに吸い寄せられた。「宿題」として出されてしまったものを片付けたような感じ。
冬の空気に冷やされたチキンに齧り付くと、なんの変哲もない平常運転のケンタの味。
どろっと残る脂を丁寧に淹れたコーヒーで流し込む。そこにはメランコリーさだとかノスタルジーのようなものはなく、ただ単調にケンタのチキンを食したなぁという達成感。

何も知らない無垢な子供の頃に両親と食べた記憶があれば、また違った味として認識したのかもしれない。そう考えると、食事って何を食べるかよりも「誰と食べるか」がやっぱり大切なのだ。
そしてやっぱり年末は寿司だな。
ザ・ムービアムヨコハマで没入体験
山下埠頭の倉庫を使ってアートの投影やろうというトヨタグループの企画。いわゆるイマーシブアート。オープニングとしてグスタフ・クリムトとエゴン・シーレの展示(投影)ということで、面白半分で足をむけてみた。
音響も最高にいいし観覧人数を絞っているので、会場を歩き回りながら音を浴びることができるのが快適で良かった。陽と陰の対比でクリムトとシーレを描く構成も良い。
展示というよりは映像興行なので、クリムトもシーレも知らんがなって人でもスッと入ってくる明快さと心地よさがあるし、絢爛なクリムトと陰鬱で不安定なシーレの作風に音楽が「絡みつく」のが素晴らしく良い。
子供にとっては映像と音楽を「浴びる」またとない経験だと感じた。とてもいい。

一方、イマーシブアートについては微妙な感想が残った。
元来作品に備わっている素材感やスケール感、作家の手垢を全部剥ぎ取って記号化した結果、ただの体験消費の材料に堕落させているのではないか?と思うのだが、いかがだろうか?
芸術を好む人間からすると「作品」って作家の手垢のついたものであって、大きさから素材まで様々な要素が絡み合ったものなんですよ。
それを解体して丸裸にして投影してお終いって、写真をディスプレイ越しに見せているのと変わんなくて、それってアートじゃなくて、アートを矮小化して記号にして踏み台にした映像興行じゃん*2
作家はどこいった?え?もう死んでます?
ウィーン世紀末芸術「美の黄金時代」は2026年3月31日まで。
2026年からはVANSで行くと決めた
実は初めてなんですよ、VANS。
ニューバランスのNumeric 440が好きだったのに、あの細長いぺったんこシルエットが最高に良かったのに、微妙なカラーしか出なくなっちゃって泣く泣くNumeric卒業。なぜか今まで敬遠していたVANSを買ってみたら、そっけない感じがとてもいい。
日本流通品はABCマート企画じゃないか、US企画こそが至高…って考え方があるらしいけれど、スニーカーをすぐに履き潰しちゃう僕からしたら、安価に日本企画を出し続けてくれるのってすごくありがたい。































