analogue life

シンプルな暮らし

2020年以内に買う予定の機材

【この記事は筆者の堪え性の無さにより内容を更新しております】

大型台風が続々やってきたり首里城が焼失してしまったり、とどめを刺すかのように降ってきたコロナウィルス騒ぎで社会がひっくり返ったりと、元号が令和に変わった2019年以降碌でもないことばかりが続いている。

社会全体がどうにもこうにもなムードである中、私の私生活(主に仕事)も妙な災厄にまみれており2020年のはじめの時点で「この調子でいくと9月頃には過労死するかもしれない」と本気で思っていた。

ありがたいことにまだ生きているけれども、7月末あたりは夜中に汗だくで起きたり脈が飛んだり呼吸がうまくできない等々のギリギリの線をヨタヨタ歩いていた。

冗談でもなんでもなく緊急連絡をしたためた紙を財布の中の一番目立つところ、保険証の後ろに入れていた。

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Rolleicord IV/Xenar 75mm/Tmax100/Silversalt dev

このひまわりが刈り取られる頃に、僕の命も尽きてしまうかもしれない…そんな小学生の教科書に出てきた話が頭の中をグルグル回るような切迫した状況。急に訪れたエクストラハードモード。ブログなんて書く暇どこにもない。

 

バスに乗ってちょっと現実逃避

そんな疲れ果てた時は一人になるのがいい。

仕事の電話も家族も放って一人でどこかにふらっと行くの。できれば都心から離れた方に足を向けるのがいいし、理由はわからないけど電車よりバスの方がいい。私用のスマホも持たないと尚良いかもしれない。

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Rolleicord IV/Xenar 75mm/Tmax100/Silversalt dev

久しぶりにバスに乗って驚いたんだけど、コロナ騒ぎの影響でいつの間にか先頭の席が乗れなくなっていた。コロナなんて何も関係ないだろと思うんだけど。

あの席が大好きだったのでコロナにかこつけてVIPシートをなくしたバス会社の判断は頭おかしいと思う。

 

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Rolleicord IV/Xenar 75mm/Tmax100/Silversalt dev

疲れ果ててる時はこんな感じの静かな場所がいい。夏の暑さがなければもう最高なんだけど。

もしこのボートに世界最高のエンジンと無尽蔵の燃料が積んであったら、この船をつなぐロープを切ってそのまま逃げてしまいたいとも思った。

 

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Rolleicord IV/Xenar 75mm/Tmax400/Silversalt dev

これは日を改めて引き続き海辺をぶらぶらしていた時の一枚。もしカメラを持っていなければ一緒に沐浴してみたかった。

この写真を撮っているちょっと前がピンチのピーク。ここら辺を境に少しづつ色々落ち着き始めた気がする…と思う。2020年は明らかに去年までと違う雰囲気があるので、もうひと山ふた山ありそうな気がしないでも無いけど。

最近妙に気になるもの

カメラ関係の物欲はHasselblad 500C/Mを買った時点でアガリだと思っていた。

ローライとライカとハッセルがあって焦点距離も35mmから90mmまでカバーしていたらこれ以上は必要ないと本当に思っていたし、事実何かを撮って歩く分にはもう全然足りちゃってる筈だったのだけど、生活が満たされていなかったからか最近いろんな物が妙に気になる。 

その1:Rolleiflex 2.8C Xenotar

最近の写真はほとんどローライコードで撮っているんだけど、ローライコードを使っているとどうにもローライフレックスが気になって仕方なくなるらしく、Twitterに3日に1回くらいの頻度で「どこかに状態の良いローライフレックス転がってないか…」と呟いて人様にご迷惑をおかけしている。

じゃあローライフレックスならなんでもいいかと言うとそんなことはなくて、クセノタールの付いた2.8Cがいいのである。

ローライコードがV型から絞り羽根をそれまでの半分の5枚にしてしまったように、ローライフレックスもD型から絞り羽根が10枚から5枚に半減するため、どうしてもC型までがいい。

またテイクレンズもプラナーよりクセノタールが良い。

これはみんなプラナー持っているから嫌だ…と云う単純な理由もあるけど、プラナー私の大嫌いな樽型歪曲がどうにも目についてしまったのが大きい。

すごく気になるこのカメラなんだけど、残念ながら中々納得できるコンディションの個体に出会えない。これが見つかる前に次に述べるSuper-Angulonに向かってしまいそうなくらい出物がない。 

その2:Super-Angulon 21mm F3.4

これは昔から気になっていながら、広角が苦手だし21mmなんて使うシチュエーションが中々ないじゃんね…と考え振り出しに戻る無限ループに入り込んでいたレンズなんだけど、先日ルーニィでRussar 20mm F5.6で撮られたと云うシベリア鉄道車中の写真を見て「おぉっ!」ってなって以降ふつふつと踏ん切り(スタートライン)に向かって歩を進めている。

www.roonee.jp

街と体温 -香港-

時を前後してアレモさんのブログでこのレンズの話を目にしたかと思ったら、偶然現物を目の当たりにしてしまった。これはもうダメだと思う。偶然がローライフレックス発アンギュロン行き方面に重なりすぎている。

aremo-koremo.hatenablog.com

flickrでも作例を漁ったんだけど、これとか素敵じゃない?

四隅は落ちるっぽいけどトーンもいいし、所謂オールドレンズ っぽい薄いコントラストじゃない感じもいい。

The laundry

その3:Hasselblad SWC

これは無いかな、と思っている。今のところ。

スーパーアンギュロンが21mmならこっちも換算21mmで、このボディのために設計されたBiogonが付いていると聞くと気になって仕方ないんだけど、今の自分には取り回せないと感じている。理由はよくわからないけど。

sunrise-camera.net

 

その4:Carl Zeiss C Biogon T* 2.8/35 ZM


ズマロンじゃだめなんですか?…と怒られそうだしズマロンのことは大好きだけど、最近妙に気になるこのレンズ。
相当マイナーなのか日本のライカ信奉者からは安物レンズと見下されてるのか、B&Hのレビューを見る限りとても良いレンズなんだけど日本語で書かれたレビューや作例が極端に少ない気がする。
クラシックラインとは言うものの、ズマロンと比べて明らかにシャープだしコントラストも高そうなので、流行りっぽいモノクロ写真撮るにはいいかなぁ…なんて思っている。

加えてTLの中でチラッと聞いた製造修理の噂。
いまやカメラ産業自体が斜陽なので、急に製品がディスコンになったら事業を譲渡しちゃったり…なんてのが平気で起きることを考えたら、このレンズの行く末だって安泰とは言えない。買うなら今かと思いつつ中々踏ん切りがつかない。

rangefinder.yodobashi.com

その5:LEICA M10 Monochrome

定期的に魔が刺すデジタルライカ
いま手元にある古いレンズはデジタルだとどんな写りをするんだろう…とか、やっぱり歩留まり少なく写真を撮り続けられるのは最高じゃないかな…なんて甘い誘惑が年数回訪れる。

photo.yodobashi.com


Photo Yodobashiさんの作例を眺めてこの解像感すごいなー…って圧倒されるけど、写真の本質は解像感ではないし、作品のクオリティの高さと解像度はイコールにならないし、そもそもこんな高いカメラ買ったら傷だの汚れだのが気になって外に持ち出せないとよねー、アジア旅のお供なんてたぶん無理だよねーなんて思う頃には物欲サーキットをぐるっと一周して戻ってる感じ。

本音をいえば欲しいんですけどね。

これをポンっとその場の思いつきで買える経済状況になる時が本当の物欲のアガリなのかなぁとか考えつつ…。

 

追伸:

この文章を書き終えた翌日にとても良い個体とのご縁があり、我ながら恐ろしく早い決断をしてしまいました。なんとこの文章を書いてから24時間経たずにSuper-Angulon F3.4をお迎えしました。決断に至った経緯はまた後ほど。

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