analogue life

シンプルな暮らしとフィルム写真のこと

生活

秘密基地とマットレス

16年ぶりにマットレスとベッドを買ったらびっくりするほど生活の質が改善した話。 昔使っていたマットレスをフランスの友人に譲って以降ずっと家内のマットレスを寝床にしてきたのだが、先日引っ越しに合わせてもう一つベッドを買った。夫婦不仲ということで…

ベッドの中で過ごす週末

関東地方は冷たい雨の夜明け。久しぶりに耳にする雨の音は心地いい。 週末が雨だとちょっぴり残念な気分になるけど、この冷たい雨の中仕事に行かなきゃいけないことを考えると雨の音を聞きながらベッドの中でのんびりできる週末も悪くない。今週はとても疲れ…

お手軽なデジカメが欲しい

年末が近づくに連れて堕落のペースがどんどん加速する。 土曜日はあまりに寒かったので枕元のラジオを寝ぼけ眼で手繰り寄せ、ダイヤルを捻ってお気に入りの局に合わせてベッドサイドのソファに放り投げて二度寝した。大好きな湘南ビーチFMはいつも優しい音楽…

言葉が溢れ始めた

師走の銀座をぶらぶらしながら行き交う人を眺め、自分の2022年を振り返っていた。 1年をマラソンに例えるなら、12月のこの時期はゴールに向けて最後の直線を走っているところだと思う。ヨレヨレになりながらゴールに向かっている人もいれば涼しい顔して走っ…

Flickrに日本語のフィルムグループを作ってみた

そろそろSNSは限界点に到達しつつあるのではないかと肌で感じている「いま」をどうにか言語化してまとめてみたら、強い言葉を使いすぎたせいか思いの外反応が無くてびっくりしている。表現の悪さは反省しなきゃいけないとして、大筋の主張に誤りがないと確信…

文章を書くこと、写真を撮ること、ブログを続けること

人類が文字を使い始めた歴史を辿っていくと、メソポタミア人が粘土板に楔文字を記した約5000年前に辿り着くらしい。粘土板から始まった文字の伝達は長い時間をかけて紙とペンに到達し、現代に生きる僕たちはプラスチックと金属で作られたでこぼこの板を指先…

2032年になっても愛用してるだろう

今年も残すところあとわずか。 一年を振り返りつつ買ってよかったと思うものを指折り数えていくと、「便利な何か」ではなく「使って心地よかったもの」だったことに気が付く。 10年くらい前はデジタル製品やガジェットめいたものを買っては屁理屈並べて喜ん…

猫が変えた人生

人生が変わった瞬間ってなんだろう? いまこうやって文章を書いている一瞬一瞬でも自分の身体は微小に変わっていて、今日一日を切り取ってもたまたま会った人や見聞きした物事によって僕らの人生って勝手にどんどん分岐していくものなのだと考えている。 ニ…

ものを書くことは自由なこと

日曜の夜にラジオから流れてきた言葉が脳裏に焼き付いたまま残っている。 このラジオだって僕一人では絶対にできません。ところが書くという行為は書くものさえあれば誰の手も借りずに完成させることができます。たとえ字が汚くても紙が安い藁半紙だったとし…

原点に帰って日常の写真を撮っている

拝啓 50mmレンズ様 今年の秋は日没時刻を除けば全然秋らしくなく、毎日がぽかぽか日和で半袖で過ごせる日々が続いています。 世の中の大多数がスマホで写真を撮るようになって以降、標準レンズの定義がどんどん広角側に寄っているような気がします。「標準レ…

やる気が出ない時はすぐに休んだ方がいい

私事だけど2022年は大波乱の年で、気分の落ち込みと超激務と身内(猫)の不幸が一気に押し寄せてきた。 死ぬかと思ったしこの世界からフェードアウトしてしまいたいとも思ったけど、ちゃんと乗り越えられるんだから人間という生き物は結構タフに作られている…

硬い靴を買った

新しい仕事も始まるしせっかくだから靴も新しいのにしようと探していたら結局Tricker'sに落ち着いてしまった。 フォーマルな靴だとかドレスシューズが苦手な自分にとってTricker’sのカントリーシューズは最高に好きな革靴だ。フォーマルにもカジュアルにも寄…

土屋鞄製造所のマネークリップに一目惚れした

駅の改札を抜けさぁどこかで昼飯でも食おうかと財布を取り出したら、財布の角が擦り切れて穴が空いていることに気がついた。10年近く使ったであろう今のお財布の寿命が遂に訪れたのだ。 とても良いお財布だったけど、穴が空いているのは縁起が悪いので新調す…

長い休みが終わる

もうすぐ無職期間が明ける。晴れて社会復帰だ。 とはいえこの1ヶ月完全に自分のためだけに生きていたので、どんな服着て家を出れば良いのか仕事仲間とどんな口調で会話をすれば良いのか全く想像がつかない。 社会人になってそこそこ長い期間が経っているはず…

最近おもしろかった本の話

今週のお題「最近おもしろかった本」 ジャレド・ダイアモンド著 文明の崩壊 いまちょうど読んでいるのがこれ。まだ読み始めたばかり。 3.11以降世界中でいろんなことが起こり過ぎたせいか、この手のタイトルを見るとトンデモ本かオカルト本なんじゃないかと…

アレック・ソス展にもう一度

10月10日で終了になるアレック・ソス展を見に再び葉山へ。 おなじ写真展に何度も足を運ぶのは久しぶり。何度も見たいと思う展覧会はやはりクオリティが高い。前回来たのが夏真っ盛りの恐ろしく暑い日だったのに、今日は一転して真冬のような寒さと雨。関東地…

ルーティンという儀式

我が身を振り返ると意識的にやっているルーティンがたくさんある。 毎日の癖というよりは呪術のようなものなのだ。良くいえば縁起担ぎとかセルフ厄払い、言い方を変えれば恐怖に取り憑かれた小心者が意識にこびりついた恐怖を必死に振り払う儀式なのかもしれ…

Groove Lineが終わってしまった

何事にも終わりがあるけれど、24年もそばにあったラジオ番組がなくなるなんて解っていたとしても中々受け入れられない。今月いっぱいで終了ですとアナウンスされていてもいつもと変わらぬピストン西沢のトークを聞いていると「あの話はなかったんじゃないか…

仕事を辞めました

お世話になった方々へ送った最後のEメールが無事に飛んでいったことを確認し、自らの任務を全うした達成感を胸に潔くPCをシャットダウンした。 抜け殻のようになったPCを改めて眺めると、AとPのキーの印字が削れている。自分でも知らないうちに薬指を立てて…

さようなら、大好きだった猫。

子供の頃、大人が口にする「しょうがないね」という言葉が大嫌いだった。 戦争に負けたのも自分の人生がうまくいかなかったのも、身近な人を亡くしてしまったことも近所の寄り合いで気分を悪くしても「しょうがない」で済ます大人を見て、なんと無責任で無気…

夢の中だけで会う男の子

遠くの山から届くアブラゼミの鳴き声は耳鳴りと混じり合い頭の中を駆け巡る。 大きな眩暈。台所から聞こえる家内の話し声と、手を伸ばせば届く距離から聞こえる幼い女の子の笑い声。そろそろ小学生高学年の男の子が帰ってくる時間だ。 うっかりソファで眠っ…

Tivoli PALのレビュー

最近自分のラジオ愛を文字に起こしている一方で「やっぱりラジオなんて今時誰も見向きしないよね」なんて不貞腐れてたら、Tivoli Audio PALを買った話をはてなブログさんにツイートして頂き有頂天になったので、せっかくだから続きを書いてみようと思う。 今…

21世紀にラジオを買う

ラジオをメディアの座から追い出したテレビがネットに駆逐されかかっている21世紀においてまさかのラジオ専用機であるTivoli Audio PALを買った。RadikoやSpotifyのストリーミング放送を受信するスマートスピーカーではない。アンテナをぐいっと伸ばしてFM/A…

写真を撮る人の鞄の中身

雨続きの3連休なので鞄の中身を整理してみた。 毎日が恐ろしく忙しいとはいえレシートだとか支払い票の控、映画の半券が底の方から出てくるのはちょっと頂けない。溜まったゴミを捨て必要なものだけを残した。いい機会なので自分の持ち物を紹介してみる。 Mi…

ラジオのある生活

フィルム写真とは関係ない話。突然だけど僕はラジオが大好きだ。 一応我が家にもテレビなるものがあるけど、事件事故だとか地震があった時くらいしか地上波放送を見ないので、稼働時間は1週間のうちで1時間くらいだ。 自分の過去を振り返ってみると、(変な…

我が家の本棚

我が家はとても狭いので持っている本を全て本棚に並べることができない。世の中にはそれこそ貪るように本を読む方が沢山いて、そんな方々と比べちゃうと自分の読書量や蔵書は足元にも及ばないのだが、ありあまる蔵書の量に頭を抱え合板で床から天井までの本…

【告知】写真展にお邪魔します

2022年6月21日から6月26日までの6日間、四ツ谷のTotem Pole Photo Galleryで開催される「街と人と」展にゲストとして参加させて頂くことになりました。 この2,3年ほど「今年こそ何か活動をしなきゃ…」とこのblogでも度々ぼやいていながら、あまりに忙しい私…

価値ある愛おしい物たち

今週のお題「人生で一番高い買い物」 そういえば今まで買ったもので一番高かった買い物ってなんだろう。 駅前のコンビニで買ったガムからうっかり買ってしまった高額なシャツまで価格の大小はあるけれど、私たちは毎日どこかで買い物をしている。 人生で一番…

生きづらさの内訳

写真ではなく自分の話。 転職サイトのindeedに載っていた適職探しのための性格診断をやってみたら思いの外面白いことが書いてあって、いい歳してじっくりと読み込んでしまった。自分が世間のことに興味がなさすぎて知らなかったのだけど、少し前からいろんな…

白昼夢もしくは明晰夢、断片的で手繰り寄せられないもの

この世は夢なんじゃないかと思うことがある。 何を寝ぼけたことを言ってるんだと鼻で笑われるかもしれないけれど、あまりに慌ただしい日々を見切り発車でこなしているうちに時間があっという間に飛んでいき、目の前を過ぎていったことをはっきり覚えていない…