analogue life

シンプルな暮らしとフィルム写真のこと

EPSON GT-X 980の良いところと致命的な点について

中判フィルム写真を始めた時におそらくぶつかるであろう壁のひとつがスキャナーだと思う。

HASSELBLADのFlextightはいつの間にか製造終わってしまったしPlustek社製のOpticfilm120は作ってるんだか廃番になっているのかわからない状況。おそらく一番手が出しやすいと思われるPacific Image社のブローニーフィルムスキャナーでも12万円もする上に解像度は3600dpi止まりなのでちょっと物足りなさを感じる。

 

結論から言うとこの記事を書いている時点で中判フィルムをスキャンする現実的な選択肢はEPSON GT-X 980しかない。

この機種はフラットベッドスキャナーなのでドキュメントスキャンのついでにフィルムスキャンもできる機種だ。フィルム専用スキャナではないので構造上どうしても画質が甘いと聞いていたのだが背に腹は替えられずに購入したのでインプレッションを綴ってみようと思う。

おそらく多くの方が僕と同じようにフラットベッドスキャナーどうなんだろう…フィルム専用スキャナとどれくらい違うんだろう…という疑問があると思うので、この記事では中判フィルムのスキャンと併せてPlustek社製のスキャナーで取り込んだ35mmフィルムの比較考察もしてみた。

GT-X 980の致命的な弱点であるネガキャリアの埃対策も書いているのでぜひ最後までお読みください。この記事は今後の活動のために有料記事とさせて頂きました。GT-X980用のネガキャリア型紙も付いてますのでぜひお買い上げください。

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