analogue life

フィルムが捉える世界は美しかった

Silvermaxをスキャンする

前回エントリに引き続きAdox Silvermaxの話。

現像から上がって来たフィルムをスキャンしようとしたら、フィルムがマイナーすぎるのかSilverfastのNegafixにはこのフィルムのプリセットがない。フィルム自体の需要が殆どないこのご時世、スキャナソフトの開発元も開発リソースをつぎ込む理由がないのかもしれないけど。

このフィルムはAgfa APX100に似ていると聞いていたので、Agfaのプリセットならあるだろうと思い探したが、なぜかAPXのプリセットがない。他のAgfaカラーネガのプリセットはあるのに。 

 

文句を言っても始まらないので、そこそこ近そうなプリセット探してみた。

このSilvermaxというフィルムはAdox SCALAと同じ中身なので、ポジ現像したSCALAライトボックスで覗きながら、SCALAに割と近い雰囲気のプリセットを探してみた結果、Kodak Tmax100が多分一番近い…ように思う。

Ilford Delta100も近いような気もするしFP4 Plusもそこそこいい感じなんだけど、SCALAの比較と当時の露出の記憶から多分Tmax100。

Silverfast Negafix preset comparison

Silvermaxのネガをいろんなプリセットで処理した比較画像をflickrにアップしたので気になる方はそちらをご確認いただきたい。

 

そんな今年の8月下旬はあまりにも暑すぎて、ルーティンとなっているあてもない散歩をするもほぼ半分脳死のカメラを持ったゾンビ状態。この1ヶ月で「暑い」と「死ぬ」と「もう働きたくない」と「太陽死ね」と「シャワーは神の発明」を何回口にしただろう。

 

東銀座の裏通り。

かつて都内最古の地下街に数えられた三原橋地下街は、残念ながら解体され埋め戻されたけど、三原橋交差点の近くにはまだこんなに渋い裏通りが残っている。中華三原のタンメンも素朴な味でいい。

それにしても、交差点の地下に映画化と飲食店を組み合わせたあの小粋な地下街は、小さな頃の自分には都会の暗部のようにも見えたけど、きちんとリノベーションすれば面白い場所になったと思われるだけに解体は残念だった。

N1212018

Bessa R3A/Summaron-M 35mm F2.8/Adox SCALA

 

金沢動物園。気温36度。

バスに揺られて急傾斜をえっちらおっちら上がっていた先にある動物園。命の危険を感じる湿度と気温のせいか、休日にも関わらず動物園は閑散としていてうっすら場末感を感じた。関東でも指折りの長い滑り台があるので、気温と湿度さえどうにかなってくれれば楽しそう。

N1192018

Bessa R3A/Summicron-M 50mm F2/Adox Silvermax 

 

 

神奈川のおっさん聖地といえば野毛。大貫カメラもある野毛のお祭りの列にお邪魔。

元気な個人商店で成り立っている街はやっぱりいい。そんな街の大人と子供がお祭りに参加している光景がいい。資本に汚されていない光景がいい。

N1182018

Bessa R3A/Summicron-M 50mm F2/Adox Silvermax  

 

野毛といえば都橋商店街。この川沿いの年季の入ったビル。渋い。

名前は商店街だけど、この100m程の2階建ビルの中にスナックやら飲み屋がぎゅうぎゅうに詰まっている。そもそも東京オリンピックの際に露店を集約させるために建てたものなので、もちろんビルの大家は横浜市で家賃も激安らしい。

2020年のオリンピックはこんな渋くて素敵な遺産を残せるだろうか。

N1162018

 Bessa R3A/Summicron-M 50mm F2/Adox Silvermax