analogue life

フィルムが捉える世界は美しかった

ズマロン 35mm F2.8をカラーネガで試す。

Portra 400でズマロンを試してみた。ここ数週間仕事に追いかけ回されていて、Portra一本撮り終えるのに随分と時間がかかってしまった。

このレンズはモノクロ専用なんて一部で言われてるようだけど、現像から上がってきた写真をみてびっくり。カラーネガでも問題ない…というか色乗りも解像感も良く階調も豊かで、カラーネガ詰めて散歩する時のレンズとして常用になりそう。

妙に色乗りが良いのでSilverfastの設定を誤ったのかと思ったけど、自動コントラスト調整を切ってみてもそんなに変わらなかったし、彩度もデフォルトだったので恐らくズマロンの色味なんだろうと思う。改めて1950年代の設計製造とは思えない凄いレンズだと思った次第。

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 Summaron 35mm F2.8/Kodak Portra 400

 

N362018

Summaron 35mm F2.8/Kodak Portra 400

ズマロンの解像感も色乗りも階調も好きだけど、このざわっとした後ボケはちょっと好みじゃない。撮った対象の問題かもしれないけれど、このボケ味を眺めた後で現行ズミクロン35mmの作例を見ちゃうと、「同じ35mmでもズマロンとズミクロンは違うよな。次はズミクロンを買えばいいんだよな。」といった妙な心持ちになるから不思議なものだ。

N382018

 Summaron 35mm F2.8/Kodak Portra 400

N352018

 Summaron 35mm F2.8/Kodak Portra 400

N0422018  Summaron 35mm F2.8/Kodak Portra 400

 最後の一枚をスキャンした時に驚いた。これ本当にPortra400の色かと。リバーサルと間違えてんじゃないかと。Opticfilmの設定をいろいろ弄ってみたけど、どうもこれが(Opticfilm的かもしれないけど)生の色らしい。夕暮れ時を撮れば大体こんな色味なるのは解ってはいるけど、もうちょっとあっさりした描写になるかと思っていただけにこの色味はいい意味で期待を裏切られた格好。ズマロン、濃厚だ。