analogue life

フィルムが捉える世界は美しかった

Tmax400でズマロン35mm f2.8試し撮り

実を言えば、35mmは現行ズミクロンにしようと7割方決心していて、身分証と印鑑握りしめてショーケースまで向かったのだけど、ズマロンとズミクロンを数本試してみたらズマロンが欲しくなってしまった…という落ち。

仕事のストレスでメンタル死亡間近につき、長期間の分割払いに耐えられなさそうだったというのもあるけれど、flickr始め方々で目にしていたズマロンのレビューと作例が思いの外記憶に根を張っていて、「現行なんていつでも買えるよね…」という心の声に従いズマロンを購入。

ベルクでエーデルピルスを飲みながら一人開封の儀の後、Tmax400を詰めて試し撮り散歩。まずはf8固定で品川から横浜界隈を歩く。華やかなイメージの足元にあるリアルな横浜が好きだ。

N0292018

Bessa R3A, Summaron 35mm f2.8, Kodak Tmax400

N0312018

Bessa R3A, Summaron 35mm f2.8, Kodak Tmax400

N0322018

Bessa R3A, Summaron 35mm f2.8, Kodak Tmax400

現像から上がってきたTmaxをスキャンしていて、解像感とコントラスト、階調の豊かさに目を見張った。一時期大口径単焦点D700に付けっぱなしで毎日写真を撮っていたけど、ここまで小さくて軽いレンズからこんなにリッチな絵が出てくるとは、正直想像以上だった。カリカリ描写でもなくローファイな描写でもない、いい塩梅な絵。とても60年前の設計とは思えない。

N0342018

Bessa R3A, Summaron 35mm f2.8, Kodak Tmax400

帰り道にふと空を見上げたら、満開一歩手間の桜越しに月がさんさんと輝いていた。

f2.8でたしか1/8だったと思う。現像から上がってきたら想像以上にどアンダーだったので、スキャン時に強引に持ち上げ。ディテールは怪しいので判断はできないんだけど、開放で撮ってみても周辺の画質は気にならなそう。等倍でみてしまうと粗は出ちゃうけど(あたりまえ)、一歩引いて眺めてみると実に写真的な絵だなぁと思う。

とりあえずTmax400一本撮った段階での感想だけど、最初のMマウント35mmにズマロンを選んで良かった。解像感も階調もフォーカスロックの感触も、想像以上に好感触。このレンズは手放せない一本になりそう。

次エントリはPortra400で。