analogue life

フィルムが捉える世界は美しかった

富士フィルムACROSがディスコンになるらしい。

3月は異動の季節ということで、新橋銀座界隈は歓迎会やら送別会で賑わっていた。かく云う自分も昨日の最終滑り込み企画の歓迎会で盛り上がりすぎてしまい、ひさしぶりに酷い二日酔いと昼まで格闘した3月最後の土曜日。どうやって帰ったのか覚えていないけれど、帰宅してシャワー浴びてそのあと外でまたビール飲んでいたらしい。終わってる。

ようやく二日酔いが抜け、ソファでぼんやりネットを見ていたら「フジアクロス製造終了」という衝撃ワードに僕の脳味噌はあやうくもう一度ストールするところだった。

 富士フィルムにはフィルム製造を続ける良心があるはず。ACROSディスコンなんて信じないぞ…と云うほのかな望みは30分ほどで瓦解。2018年4月頃のプレスリリース、10月頃の販売終了の予定らしい。企業なので当たり前だけど、富士フィルムに良心なんてなかった。いやもしかしたら、今まで製造を続けてくれたのは富士フィルムの良心だったのかもしれないけれど。

aremo-koremo.hatenablog.com

 

思えば初めて手に取ったモノクロフィルムはACROSだった。豊かな階調とどこまでもシャープな絵に驚愕したことを覚えている。このクオリティでIlford Delta 100と比べて3割くらい安いもんだから、感度100のモノクロフィルムはこれ一択が随分と続いた。

N0442017

 フィルムの需要が無い状況でここまで頑張って製造を続けてくれてありがとう…と富士フィルムに感謝したい気持ちは勿論あるけれど、このニュースの衝撃度が大きすぎたからか、今の段階では恨み節に近い感情が優っていて。どうにも表現しようの無いモヤモヤとした気持ちで胸がいっぱいなのである。10月に向けてちょこちょこ買いだめするか…。