analogue life

フィルムが捉える世界は美しかった

Plustek 8200 Ai作例

前回エントリからの続き。

Silverfastの使い方を長々書いても仕方がないので、実際にスキャンした画像をフィルムごとに幾つか上げてみる。比較対象としてトイラボさんにスキャンをお願いした画像と並べているけど、スキャンの良し悪しを比較したいという意図ではなく、純粋にPlustek 8200Aiの絵作り・色合いの参考にしてもらえればと思う。

トイラボさんへは最大解像度のTIFF保存でスキャンをお願いし、一方のplustek 8200AIは3600dpi、48bit、NegafixとiSRD有効とした設定でスキャンしている。Silverfast内でホワイトバランスの編集しているが、LightroomPhotoshopでの編集はしていない。

リンク先のflickrにて等倍でご確認頂きたい。

 

Kodak Ektar 100

N0702017

Scanned by toylab

 

Reference-7

 Plustek 8200AI

 

kodak Portra 400

N0382017

 Scanned by toylab

 

Reference-4

 Plustek 8200AI

 


 

N0132018

Scanned by toylab

 

Reference-6

Plustek 8200AI

 


N0122018

Scanned by toylab

 

Reference-5

Plustek 8200AI

 

色味を弄っているので素のスキャン結果とは異なっているが、色の深みやシャドウ、ハイライトの表現力は秀逸だと思う。また、Plustek 8200Aiの赤外線ゴミ取り&傷修復機能は凄いもので、プレスキャンで取り込まれた盛大なフィルムの傷を見事に修復している。

この赤外線ゴミ取り&傷修復機能は殊更強力なのだが、なぜかモノクロフィルムに適用すると決まって悲惨な結果をもたらす。色々他のパラメータを弄ってみても解決しないので、おそらくモノクロフィルムにはこの赤外線機能は使えないのかもしれない。

 

f:id:filmmer:20180309212144j:plain

 

Ilford Delta 100

N0302017

Scanned by toylab

 

Reference-1

Plustek 8200AI

 


 

N0292017

Scanned by toylab

 

Reference-3

Plustek 8200AI

モノクロフィルムの例としてIlford Delta 100から2枚をピックアップしてスキャンしてみたが、等倍で見た際のフィルムの傷やゴミに目をつぶれば解像度、階調ともに申し分ない性能かと思う。

 

結論

Plustek 8200Aiは、Silverfastインストール時に理不尽な手間がかかるものの、5万円前後で買えることを考えれば申し分ない機能であると思う。とりわけ古いフィルムを大量に保管されている人にとって、スキャンの手間はかかるものの、このクオリティで保存できることを差し引けば、このフィルムスキャナは強くお薦めできると思う。モノクロフィルムのゴミ取り問題さえ目をつぶれれば…。

 

 

追記

モノクロフィルムの傷補修はできないと書いたけど、設定を間違えていただけできちんとやればそれなりにできることが判明。ゴミと傷補修機能にはiSRDとSRDxのふたつがあって(あーややこしい!)。カラーネガフィルムにはiSRD、ポジとモノクロにはSRDxを適用するらしい。